ARLISS2022渡航記

2019年から3年ぶりのARLISS開催.
ARLISS2022に参加した記録をここに残します.

アメリカ合衆国ネバダ州のブラックロック砂漠で開催されるARLISS.
ARLISS2022は9/12(Mon)-9/15(Thu)の日程で開催されました.

ブラックロック砂漠

前日の9/11(Sun)は全参加団体が砂漠に集まり,ベースキャンプの準備をしました.
今年は参加団体が少ないからか,テントに余裕があり1団体1棟の割り当てで余りがあったようです.

立て終わったテントたち.
風で飛ばされないようにテントを使用しない際は幌が外されています.
各参加団体がテントを使用する際に自分たちで幌を被せて,テントから離れる際に同じく外す形式.

準備中に見つけたホワイトボード.
ARLISS2019の記録が書かれたものが残っており思わず眺めてしまいました.

今年の技術交流会は砂漠での実施でした.
各団体のテントを周りながら交流をする形式.

2日目は開会式です.
画像は1列1団体です.今年の参加団体はやはり少し少ないように感じます.

この日以降は砂漠での実験と準備ができた団体から打ち上げが行われました.
以下は砂漠での実験風景.砂漠は目印が何もないためGPS頼りでの移動です.

他団体の方による打ち上げの様子.遠く離れているため小さく見えますが,ロケットは2 m以上の長さです.

Bruno’s Country Club & Motel

ガーラックでの宿はBruno’s Motelです.
ここに泊まるか,車で1時間半ほど離れたファンレーに宿泊をするしかありません.

たまたまですが,ハンドルが片方しか無い水栓に出迎えられました.
こういった少し雑なところがアメリカらしさなんでしょうか.僕は嫌いではありません(左右に付け替えながら使いました).

部屋自体は普通です.寝具と冷蔵庫,小型のブラウン管テレビがありました.
昼も夜も冷房が最大風量で動いているのでとても寒く,暖房も上手く付けられなかったので諦めて衣類を羽織って寝ました.既知の事実でしたがやはり,この問題には要注意です.ガーラックでの生活には,秋-冬用のアウターが必須ですね.

ガソリン

アメリカにて日本国内発行のクレジットカードで給油を行おうとするとZIPコードの入力を求められることが有るようです.今回は3回の給油を行いましたが,そのうち2回の給油(ガーラックにて)ではZIPコードの入力が求められました.
以下の画像のような画面が表示されます.このような場合には適当な数字(00000や12345など)を入力すれば良いようです.

今回給油時のガソリン価格は1ガロンあたり約$ 6.27,渡航時の為替レートが1ドル=145円ほどだったので,日本円換算で約200 円/Lでした.円安も相まって単価が高い気がしますが僻地であるガーラックだからでしょうか.

また,ガーラックのガソリンスタンドではガソリンが地上のタンクに貯蔵されているようです.
小売店のガソリンが地上のタンクで貯蔵されている光景は始めて見ました.
これ,一般的なのでしょうか…

リノ

日本から移動する場合,最寄りの空港はリノ・タホ国際空港(RNO)です.基本的にリノ・タホ国際空港から自動車でガーラックまで移動することになります.
以下の画像は,リノでの宿泊時に撮影したもの.2枚の画像を見比べると分かるように朝方はそれが澄み渡っていますが,日が昇ると上昇気流が生じて砂が巻き上げられるて空が黄色くなるようです.これは砂漠でも同様です.早朝は無風に近く空も澄んでいますが,日中は風が強く吹き砂が巻き上げられるようになります.
気球が早朝や夕刻にしか飛ばないのも上述の風の影響ですね.

早朝に上がる気球
空が黄色くなる昼

ロサンゼルス

日本-アメリカの航空便の都合でNRT-LAX, LAX-RNO という乗り継ぎを行い移動しました.
ARLISS開催後,ロサンゼルスのカリフォルニアサイエンスセンターでスペースシャトル エンデバーを見てきました.

以上,また何かあればまとめます.

位置関係

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